引っ越しを機に「一生ものの家具を」と思い、祭り屋さんでテーブルと椅子を作っていただきました。

メインとなるテーブルの板は埋もれ木の欅です。
初めての一枚板テーブルで失敗したくない気持ちもあり、無難に使いやすい形で適度なサイズ感の板を探していたのですが、それにバッチリ当てはまり、かつ埋もれ木ということで個性も出ました。
詳しいことはわかりませんが、深みのある茶色は落ち着きがあって飽きのこない安心感があり、所々に見られる擦れたような滲んだような影のある木目も不思議です。
自然の力は凄いですね。

椅子はどちらの椅子も座り心地がいいです。
私は小まめに動く方なので肘掛け無しにしましたが、これは当たりでした。
立ったり座ったりでいちいち椅子を引かなくても脇からスッと動けます。
煩わしさがありません。
一方の黒皮の椅子はクッションが素晴らしいです。
こちらには肘掛けがあるのですが、背もたれにもたれるとちょうど手が落ち着いてリラックスできます。
比喩で「お尻に根が生える」といいますが、本当にそんな気がします。

また、テーブルと椅子の高さでは昇降機能のあるテーブルで何度も試して、相談にものっていただきました。
お陰さまで私たちの体にはバッチリ合っています。
最初はテーブルだけのつもりでしたが、やはりテーブルと椅子をセットでお願いして良かったです。

生活面での大きな変化としては、やはり床の生活から椅子の生活に変わり、片付けや掃除がやりやすくなったことだと思います。
特に、テーブルの上は木目を眺めていられるようにしておきたくて、こまめに片付けたり拭いたりするようになりました。
ズボラな私にしては凄いことです。
このまま「片付けられる人」になることを目標に、テーブルのお手入れも頑張っていきたいと思います。